東北サファリパーク

yorike2006-07-30

先日、福島一泊旅行に行ってきましたー。天気も良くて温泉も気持ちよかった。旅はいいねぇ〜。
そして晴れたので念願の東北サファリパークへ行ってきましたよ。思ってた以上にB級オンパレードでした。あそこだけ異空間でした。ここは福島県二本松市の山の中にあります。

前に行ったことのある友人が、自分の車で入ったらミラーを齧られたと言っていたので、レンタカーを借りて中へ出発進行!このレンタカーもミラーは齧られてなくなっているし、ところどころ激突したような痕がある。最初はライオンのゲート。以前、車から降りてライオンに噛み殺された夫婦とかいるし…、窓は絶対開けるなと言われたが、頼まれたって開けないよ〜。緊張してライオンの近くに行くものの、ライオンたちは寝そべってチラリと見るだけ。おなかいっぱいなのかな。まあ、野性的に車に飛び乗ってきたらパニック起こしますが…。そんな感じで難なくライオンは通過しますた。
その次は草食動物のゲート。ここにはありとあらゆる鹿、ウマ、シマウマ、ラクダ、水牛、キリン、ゾウ、エミューなどがいる。ゾウやキリンは柵の中だけど他は自由気ままに動きたい放題。入る前に草食動物用のえさを買っていたのだが、それを知ってか鹿達がワラワラと寄ってくる。車を運転してる友人はパニック状態。でも私かわりたくない…。シカどもはわずかに開いた窓の隙間に口を突っ込んではよだれや緑色の液体を窓にヌラヌラ押し付ける。怖すぎだよう。泥だらけで車にくっついてくるし、ないミラーを更に齧ってくる。水牛にやられた日には車がひっくり返るのではないかと思った。とにかくしつこく、汚い、かわいさの欠片もない草食動物だった…。
恐怖覚めやらぬ間に、私たちは次に「生きている世界の爬虫類館」と書かれ、白ワニを飾り、白大蛇のおどろおどろしい看板に心惹かれてつい入場料を払ってしまった。受付のおじいさんは若い(?)女2人連れの爬虫類館入場が珍しかったらしく、なにかと話かけてくる。しかし訛りが強くてわからないのでほぼ無視だ。爬虫類館の中は、蛇、とかげ、亀、ワニ、スッポンもどき、インコなどなど。東北サファリパーク自体がアルビノ動物を集めているので、ここのメインは「白大蛇」と「白ワニ」。微妙な匂いで気分が悪くなりながらも、大好きな爬虫類とB級くさい雰囲気で私は結構興奮つーか、嬉しさいっぱいっていうか楽しい!楽しすぎ!白蛇は真っ白ではなく、白地に黄色のニシキヘビだった。でかいし、キレイでしたよ。白ワニは白かったねー。ちょっと前まで生きてたニシキヘビがとぐろを巻いた姿で剥製にされてたり、やけに大きすぎるカエルの剥製とかいたり。受付のじいさんは「あと一時間くらいしたらワニにえさをやるからもう一度来い」と言っていた。なんでも生きてるヒヨコを14匹くらいやるんだと。さすがに生スプラッターはキツイので遠慮し、爬虫類館を後にしました。
その後は、アルビノ動物鑑賞。ホワイトライオン、ホワイトタイガー、ホワイトカンガルー、ホワイトゼブラ、…いろいろ。なかなかかわいかったです。ネコが自分の手をなめて顔を洗うところが大好きなのですが、ライオンも同じようにやってました。かわいいー。顔に触りたいと思いましたが、友人に「食われるから」とたしなめられました。なにゆえアルビノにこだわるのかがわからないけど、まあ面白いところですよ。レッサーがたくさんいて私は喜んでました。
ふれあい動物ランドというところもあり、サルやウサギに触れるところもあります。私は大抵の動物が好きなんですが、サルは嫌いです。かわいくないし、変に賢いとか、お尻がまっかっかとか、理由はそんなんですが。もしライフルを撃っていいのなら日光とか行ってバシバシ撃ちまくりますね。まあ、そこにいるのはワオキツネザルとか、リスザルとかの洋ザルばかり。かまいたくなかったけれど、リスザルに肩とか頭に乗られました。不覚!ここにはウサギが進化?退化?したのかよくわからない変な生き物「マーラ」がいます。触りたかったけど人見知りをされました。
他にも「イノシシショー」とか「フラミンゴショー」などやっていたようですが遠慮しました。全部観ると結構お金がかかります。それに一緒に行く人を選ぶところです、ココ。オシャレスポットが好きな彼女がいる人はやめた方がいいでしょう。
そうそう、ここで一番気になっていた秘宝館…閉館になってました(泣)ひどいよー。猥褻物陳列ってそんな…みもふたもない。全国に点々とあった秘宝館が次々と閉鎖になっているのですが…。いいじゃん、面白いのにー。ここの秘宝館は敷地の真ん中にあり、赤く妖しげな建物なのですが、うっすらと「男女の館 秘宝館」と見えました。すげーがっかり。