日本沈没

やっと観てきました。人間関係などリアリティに欠ける部分があるのは認めるけど、私は素直に感動しちゃって泣いちゃいました。私が映画館で泣くって相当珍しいよ。まあ泣ける映画自体あまり見てないけど。そんなに酷評されてるの？よかったですよ、この映画。
泣いたのはミッチーが死ぬところと、大地真央の演説、ヘリを見送る柴咲コウ。切なくなりました。だってもう二度と会えないんだよ。イギリスに行くならどれだけいいか。レイコとの最後の夜、どうして小野寺はレイコを抱かなかったのかな。生きて帰れる可能性があるなら分かります。でも深海への片道切符、任務が成功したら核爆発が待っている…。死んでしまう自分だから却って抱いてはいけないと思ったのか。なんにせよ、残酷です。

「ディープインパクト」、「アルマゲドン」、「デイ・アフター・トゥモロー」などを思い出しました。日本映画の技術も上がったよね。津波とか噴火シーン、迫力ありました。つーか怖かった。
草なぎ君は深海にいると母親の胎内にいる感じがして安心すると言っていましたが、私は深海怖いよ。だって太陽の光は届かないわ、変な生物はいるわ、水圧高すぎて、とても人の行く世界ではないと思う。宇宙も似たようなもんですが。だから結城が死ぬところは怖かった。家族は遠く離れたところにいて、孤独な中で水圧で一瞬にして潰れてしまうなんて。深海だけでなく浅瀬にはサメがいて怖い。海は怖いわ。
こういうパニック系の映画で結構「デイ・アフター・トゥモロー」がリアリティがあると思うんですよ。原因が地球温暖化だから。最近の異常気象や災害を見てると、本当にあんなことが起きてしまうのではないかと心配している単純な私です。
あ、でも「日本以外全部沈没」も観たいです。
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