HOSTEL

yorike2008-02-17

ようやく観ました。タランティーノが製作総指揮です。
H目的でヨーロッパ旅行中のバカアメリカ人3人組の男。アムステルダムで出会った男に、スロヴァキアのホステルにはいい女がいる、と甘い情報を聞き、早速向かう。ホステルにはロシア系の美女などがいて、期待以上の一夜を過ごす(笑)!が、一夜明けると仲間が一人いなくなって、次の日の朝にはまた一人いなくなって…。一緒にホステルに滞在していた日本人女性の旅行者もいなくなっている…。一人残ったアメリカ人バクストンは、街中でロシア系美女を発見し、真相を問いただす。とある場所へ連れて行かれると…そこには惨劇と悲鳴、そして友人の惨殺死体。旅行者を高値で売り買いし、拷問し殺すというビジネスが存在していたのだ…。
B級ホラーとして面白かったです。スロバキアってとこもなんかリアリティがあるんですよね。最後の怒涛の30分、脱出とか復讐とか。いや、復讐するとスカッとしますね。自分を地獄へ追いやった女への復讐、あんなもんでいいんでしょうかねー。3人まとめて車ではねるのは笑えるけど。キチガイおじさんとかもしてやったりでした。チェーンソーの拷問役、被害者の血で足が滑って自分にチェーンソー押し付けて瀕死っておかしいよ。レザーフェイスじゃん。バクストン、始めはバカだったのに、後半はなんかヒーローになってるし、日本人女性カナを助けたりしてえらい。カナは変な日本語話してたけど、まあ日本人しか気づかないでしょう。あの片目ドローンの特殊メイク…某有名怪談へのオマージュなんでしょう。ちょん切るときにはなんか…痛かった。アメリカ人は高値みたいだけどアジア人は安そうだな。全員そうだけど、特に人間扱いされずに殺されそうでこわー、でした。

そして他に借りてきた「博士の愛した数式」を観た。泣いちゃった。寺尾聡ってなんであんなに優しい役はまるんでしょ。原作の方がいいって話ですけど、まだ読んでないので。深津絵里がすごくかわいかったんですが、親子の博士に対する思いやり、優しさが身に沁みた…。人に優しくしないとダメですね。数学、いまだかつて数学が好きだったことはないけど、あんな風に教えられてたら違ったかも(笑)。