ナンシー関の記憶スケッチアカデミー

yorike2006-08-11

ナンシー関の記憶スケッチアカデミー (角川文庫)

ナンシー関の記憶スケッチアカデミー (角川文庫)

笑って死ぬかと思った。これは雑誌「通販生活」の中の読者投稿欄の「記憶スケッチアカデミー」の文庫。あるお題を提示し、記憶だけを頼りに掻いて見る、その描いたものをナンシー関が批評するというものなんですが…。いや、記憶って曖昧なものですね。お題は「かえる」「ペコちゃん」「かまきり」「鬼」「ウルトラマン」などなど。
4,5年くらい前に職場でやったことがあるんですが、そのときもおかしかったですねー。お題は確か「カッパ」でした。上手だったり風流だったりする人もいるけど、記憶を元に描いたものって結構変です。しかも結構年いってるのに、幼児並みの絵だったりして。
結構職場でやると楽しいので、まったりとした職場だったら暇つぶしにためしてみて!

写真はちなみに「かえる」68歳の方の絵です。
以下ナンシー関のコメント
怖いですねぇ。あえて顔面だけを強調した構図ではありますが、それ以上に迫り来る圧迫感があります。
こちらの鼻先まで寄って来ている感じ。そしてそんなに接近しているのに関わらず、すべてがぼうっとボヤけている。何でしょう。こっち来るな。


ナンシー関…惜しい人を亡くしたものです。
http://www.bonken.co.jp/kioku.html こっちでもいろいろ見られます。個人的にはカバがおすすめ。