久しぶりにDVDを観たので

yorike2008-08-03

映画レビュー
といってもちょっと前の映画。
「ベオウルフ 呪われし勇者」
最古の英語叙事詩「ベオウルフ」。って初めて知りました、こんなお話。
6世紀のデンマーク。フローズガール王が盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフは、見事グレンデル撃退に成功する。戦勝を祝い再び華やかに繰り広げられる宴。しかし翌朝ベオウルフが目にしたのは、皆殺しにされた兵士たちの姿だった。彼はその犯人と思しきグレンデルの母親の元へと向かうが……。
母親がアンジェリーナ・ジョリーでめちゃ色っぽい。フルCGで、アンジーのボディ、すごいスレンダーだけど巨乳、しかも金属っぽくペカペカしてる。これは惑わされますね…。歴代の勇者はアンジー演ずる怪物を倒しにきたのに、誘惑され、将来の成功を約束され、息子を作ってしまう。そしてその息子に襲われる…ということを繰り返す。ベオウルフ自体はなぜか全裸で戦うという変な人でした。

魁!男塾
映画は微妙だったので、まあいいんですが、超好みのタイプを発見してしまいました。伊達臣人役(あの甲冑着てる人ね!)の榊英雄さん。漫画でも伊達臣人は大好きなんですけど…榊英雄さんカッコイーー。と思って調べたら橘いずみと結婚してた。あ、お子さんまで。死ーん。
照英の富樫なかなか似てるなぁ。できたら、もっと体格の良い人たちがよかったなぁ。細いウェストはちょっと。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
タイトルがカッコイイなと思い借りてきたけど、これは面白かった。サトエリが美しくも勘違いな姉役がはまってました。
両親の訃報を受け、音信不通だった澄伽が東京から戻る。家には、母の連れ子だった兄・宍道と結婚相談所の紹介で嫁いできた兄嫁・待子、内向的な妹・清深がいた。4年前、女優になることを反対された澄伽は、同級生を相手に売春して自己資金を貯めた。それを清深が漫画にし、雑誌に掲載されたことを澄伽は恨んでいた。ある日、澄伽は新進の映画監督が次回作の主演女優を探していることを知り手紙を書く。思いがけずに返事が来て…。
自分は特別な人間だ、他の人間と違う、それを認めてくれないのは周りが悪い、という考え一本で目的の手段を選ばないサトエリ演ずる澄伽と、その姉を恐れつつも冷静に観察する妹。澄伽には弱い義理の兄。永作博美演じるお人よしすぎる兄嫁・待子。なんかとても魅力的な映画でした。人のエゴとか、姉妹の力関係とか…。私も姉にはなんか弱いんだよなぁ、あんなひどい姉じゃなくてよかった。ひどい映画なんだけど面白い。元々崩壊家族なんだねー。一番ひどいのは、ひどい姉をネタにしてしまう妹なんだろうか。永作博美は女優さんとしてすごいなーと。

あぁ暑い。花火の音が聞こえる〜。